内容説明
近世埼玉を代表する俳人・鈴木荘丹は、生きる意義、生きる喜びを俳句の中に見い出した。埼玉の近世俳人研究に半生を費やした著者が心酔した、荘丹の作品と人生。
目次
第1章 荘丹に俳句を学ぶ(俳句とは何か;俳句の本領 ほか)
第2章 鈴木荘丹の生涯(定住から流寓へ;埼玉に移り住む ほか)
第3章 荘丹余録(幻の俳書『しもの菊』;富士・伊達家との交遊 ほか)
第4章 荘丹句集(『能静草』より;『能静草』以降の句)
著者等紹介
小林甲子男[コバヤシキネオ]
俳号・次童。1924年千葉県に生まれる。埼玉県郷土文化会副会長。埼玉俳諧史研究会主宰。俳文学会会員。現代俳句協会会員。俳誌『橘』同人。その他、埼玉県内の近世俳人、俳諧史に関する多数の論文を発表する。2010年12月31日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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