内容説明
見沼の主・竜のタケルから見沼ヶ原を守る仕事をまかされた小学２年生の大ちゃん。トカゲのトンキ、フクロウのフータ、オニヤンマのヤンマーたちといっしょに大活躍。
著者等紹介
宮田正治［ミヤタマサジ］
１９４５年埼玉師範学校卒業。教職のかたわら、日本童話会に所属し、児童文学の創作について学ぶ。１９８３年歴史小説『竜神の沼』により、埼玉文芸賞受賞。現在、見沼文化の会代表、日本民俗学会会員、日本児童文芸家協会会員、浦和郷土文化会理事
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感想・レビュー
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つくよみ
49
図書館本：埼玉県さいたま市の東部に広がる、首都圏でありながらも、ぽっかりと広大な田園風景を残した一角。それが「見沼田んぼ」その地を舞台に、伝説の竜神と、見沼守に選ばれた少年。動物や鳥や虫たちといった仲間の見沼守たちと、自然とのふれあいを通じて遊ぶ光景。さらには、現実のゴミの不法投棄問題や、環境問題までに踏み込んだ童話。文章構成や表現などはやや稚拙ながら、見沼に興味があったり、土地勘のある人には楽しめる作品かと。影絵で描かれた挿絵も、雰囲気が出ていて良かった。2013/12/30
