内容説明
『奈良当世ふしぎ話』は、幾多の歴史ロマンに彩られた奈良に残る民話のエッセンスを活かした、言わば現代の創作民話。ありがたい神様はもちろん、様々な動物や鬼や魑魅魍魎が人と繰り広げる、あたかも万華鏡を覗くからのような怪しくも楽しい民話世界を器にして、現代の素材を盛りつけてみました。著者が腕に縒をかけた当世風ドレッシングの味わいをお楽しみ下さい。
著者等紹介
縣藻ほろろ[ケンモホロロ]
著作はスリラーの範疇に入るものが多く、起承転結のはっきりしたトリッキーな短編を得意とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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