「看護人間学」を拓く―ナイチンゲール看護論を再考して

守屋 治代【著】

看護の科学社（2016/11発売）

• サイズ A5判／ページ数 181p／高さ 21cm
• 商品コード 9784878040979
• NDC分類 492.9
• Cコード C3047

内容説明

看護の高度専門化を支える深く根を張った土台。いま、修復と再生の看護人間学を拓く。

目次

序章（本研究の意義と課題；本研究の方法と構成；ナイチンゲール看護論に関する先行研究）
第１章　看護学の到達点と「看護人間学」の構想（２０世紀以降の看護学の動向；看護学の源泉としてのナイチンゲール看護論；「看護人間学」を構想する意義）
第２章　「看護人間学」の基盤となる原理の探究（「存在論的位相」人間存在の二重性と看護者の存在様相；「認識論的位相」真の自然認識と看護者の認識方法；「実践論的位相」実践主体の構造原理と看護者の実践意志）
結章（結論；残された課題）
付録　ナイチンゲールに関する伝記的研究および書誌学的研究

著者等紹介

守屋治代［モリヤハルヨ］
１９５９年、静岡県静岡市生まれ。看護師、保健師。専門分野は基礎看護学。１９８１年、千葉大学看護学部卒業。２００２年、明星大学人文学研究科修了（教育学修士）。２０１６年、大阪府立大学人間社会学研究科博士後期課程修了。博士（人間科学）。国立療養所多摩全生園（ハンセン病療養所）での看護実践が著者の看護の原点。その後、看護教育に移り、現在、東京女子医科大学看護学部・看護学研究科「基礎看護学」教授。大東キャンパス（静岡県掛川市）に勤務（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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