女に聞け

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  • サイズ A5判/ページ数 142p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784877991579
  • NDC分類 911.56
  • Cコード C0092

内容説明

2014年初頭。突然、ネット上で一篇の詩「明日戦争がはじまる」が爆発的に拡散し、詩の検索ヒット数は1200万件を弾き出した。この詩で一世を風靡した宮尾節子は、その後も普段着のままで、「明日の詩集」を模索。このほど、クラウドファンディングの応援を得て、新刊詩集、『女に聞け』をここに出版。女、戦争、暮らし、宮尾節子の明日の詩53篇!

目次

女に聞け(女に聞け;ことばを殺せ ほか)
こんな顔かい(林檎に政治をもちこむな;花咲くまち ほか)
乳の流れる歌(朝がきた;シンボルスカは言いました ほか)
パンを焼く日(プラットホーム;願います ほか)

著者等紹介

宮尾節子[ミヤオセツコ]
詩人。高知県出身。2014年SNSで公開した詩「明日戦争がはじまる」の爆発的な拡散で各種メディアで話題になる。第10回ラ・メール賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とよぽん

41
宮尾節子さんを知ったのは・・・確か、落合恵子さんの著書のどこかにあったから? と思い出す。この詩集はクラウドファンディングによって上梓されたそうだ。2019年10月初版第一刷。衝撃的な言葉、意識下の目を向けたくない事実とその意味、女、戦争、自然、子ども、未来、憲法第9条、鋭い感性が光る詩集だと思った。2023/05/09

niki

5
「彼らが、日本人と違っているところがあるとすれば ーあると、すれば 彼らは、当事者でないことを恐れないのです」 『誰が世界を語るのか』という詩が一番刺さった。筆者の詩集は二冊目。戦う詩ばかりで読んでいて疲れるが、戦わなければならないことがある事に気付かされる。 「日本人は、当事者でないことに引け目を感じる。また、当事者でもない者が、と周りの目もきびしい ーそれに、負ける」「もしも、当事者ゆえに、黙り 当事者でないゆえに、黙ってしまえば。 いったい、世界は誰が語るのか。いったい、世界は誰が変えるのか。」2023/07/17

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