内容説明
安保法制は、自衛隊を「海外派兵」型にしたといわれる。本当にそうなのか?その配備・装備・訓練の実態報告などによって、自衛隊の変化を読み解く。
目次
第1部 自衛隊の変貌(日本国憲法と憲法改正、自衛隊;日米安保と自衛隊―「ガイドライン」の移りかわりから見る ほか)
第2部 「海外派兵」型自衛隊の現実(自衛隊の実態;安全保障関連法と自衛隊海外派遣 ほか)
第3部 自衛隊員・自衛官の現実(自衛隊内の人権侵害―自殺、いじめ問題の解決は軍事オンブズマン制度で;「世界一の士官学校」をめざす防大の教育 ほか)
第4部 自衛隊の基礎知識(自衛隊のあゆみ;自衛隊の待遇 ほか)
著者等紹介
飯島滋明[イイジマシゲアキ]
名古屋学院大学経済学部教授。1969年生まれ。専門は、憲法学、平和学
前田哲男[マエダテツオ]
軍事ジャーナリスト。1938年、福岡県生まれ。61年、長崎放送に入社、主に佐世保米軍基地を担当。71年フリーとなりミクロネシア・ビキニ環礁の核実験被害・重慶爆撃の実相などを取材
清末愛砂[キヨスエアイサ]
室蘭工業大学大学院工学研究科准教授。1972年生まれ。専門は、憲法学、家族法
寺井一弘[テライカズヒロ]
弁護士。安保法制違憲訴訟全国ネットワーク代表。1941年、長崎県生まれ。日本弁護士連合会刑事弁護センター委員長、同事務総長、日本司法支援センター(法テラス)理事長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
- 社会学史研究 第18号