徴用工裁判と日韓請求権協定―韓国大法院判決を読み解く

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  • サイズ A5判/ページ数 229p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784877987268
  • NDC分類 366.8
  • Cコード C0036

内容説明

戦時下にだまされて日本に連れて来られ、給料も支払われずに過酷な労働を強いられた13歳の少女。戦後、韓国に戻ってからも、日本で被った苦痛を忘れることなどできず、無償労働を強いた日本企業を相手に慰謝料の支払いを求めつづけました。そしてそれがようやく裁判で認められました。この問題は日韓両国の国家間の問題として考えられがちですが、何よりも一番考えるべきことは、過酷な被害を受けた彼女らが、13歳から今日に至るまで救済されずに放置されてきたということではないでしょうか。韓国大法院は彼女らの訴えをどうして認めたのか、判決を読み解き、考えてみませんか。

目次

第1章 徴用工裁判韓国大法院判決を知る(判決の概要:2018年10月から韓国の裁判所で、日本企業に対して強制動員被害者への賠償を命じる判決が何件か出されました。これらはどのようなものだったのでしょうか?;判決が認定した労働実態:韓国で勝訴した原告らは、どのような体験をした人たちなのでしょうか? ほか)
第2章 背景事情を知る(強制動員の規模・背景:「強制動員」とは、いつごろ、どのような規模で行われたのでしょうか?このようなことが行われた背景にはどんなことがあったのですか?;様々な形態の強制動員:「募集」「官斡旋」「徴用」「女子勤労挺身隊」とはどのような制度ですか?それはどのように実施されましたか?)
第3章 日韓請求権協定の内容と解釈を知る(協定の内容:日韓請求権協定とは何ですか?;協定締結過程:請求権協定の締結過程では、徴用工問題について、どのような話し合いがされたのですか? ほか)
第4章 徴用工裁判を深く知る(韓国大法院判決と日韓両国の日韓請求権協定解釈の変遷)
資料

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yasuhisa Ogura

3
なぜか日韓問題となると、過剰に熱くなる人が多い。最近では、徴用工裁判は外交問題に発展するほど白熱している。しかし、この背景には知識不足があるように感じてならない。本書は、この問題を時系列順にコンパクトに解説したもの。その時の政治状況により、韓国側だけでなく、日本側の主張も「手のひら返し」といえるほど大きく変化してきたことが分かる。本書により、少しはクールにこの問題を考えることができるようになればと思う。2019/12/23

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