内容説明
裁判員裁判の量刑判断は、従来の裁判官裁判のそれとどう違うのか。前著から5年の間の蓄積も踏まえ、罪種別に分析・検討し、いかなる弁護活動が必要とされるかを提示する。
目次
第1章 裁判員裁判における量刑判断の在り方と弁護活動の留意点(司法研究に示された考え方;最高裁平成26年7月24日判決と量刑事件での弁護活動の課題;量刑事件における争点整理の在り方)
第2章 罪名(犯罪類型)別の検討(殺人既遂;殺人未遂;傷害致死;強盗致傷;現住建造物等放火、同未遂;性犯罪;覚せい剤営利目的輸入)
第3章 座談会・量刑評議を適正かつ充実したものにするために