新・犯罪論―「犯罪減少社会」でこれからすべきこと

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新・犯罪論―「犯罪減少社会」でこれからすべきこと

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  • サイズ B6判/ページ数 178p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784877986179
  • NDC分類 368.6
  • Cコード C0036

目次

犯罪統計は誤解されている(犯罪統計の読み方;警察統計は警察の通信簿 ほか)
エビデンスとグランドセオリーなき政策の弊害(体感治安の意味;「割れ窓理論」の限界 ほか)
厳罰化しない犯罪対策の行方(「縦割り」刑事司法の弊害;コストをかけるべきは刑務所よりも福祉 ほか)
日本の罪と罰をめぐって何をどう変えるか(メディアをどう変えるか;司法の実務家をどう変えるか ほか)

著者等紹介

荻上チキ[オギウエチキ]
1981年兵庫県生。政治経済、社会問題から文化現象まで、幅広く取材・論評するかたわら、編集、メディアプロデュースなどの活動も行う。電子マガジン「シノドス」編集長。TBSラジオ「荻上チキ・Session‐22」パーソナリティ

浜井浩一[ハマイコウイチ]
1960年愛知県生。龍谷大学大学院法務研究科教授。専門は、刑事政策、犯罪学、統計学、犯罪心理。法務省出身。矯正施設、保護観察所のほか法務総合研究所研究官、国連犯罪司法研究所研究員等を経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

白義

18
安全神話崩壊という風説とは裏腹に現在の日本で、犯罪は全体的に減少の一途を辿っている。これは今までの犯罪学ではほぼ常識的なことだが、メディアのバイアスに満ちた犯罪報道で捻じ曲げられて社会には伝わっていない。ということは今まで散々指摘されてきたが、本書はさらにそうした対抗言論から一歩踏み込み、センセーショナリズムに基づく的はずれな政策論議とは違う真っ当な犯罪政策のあり方や、犯罪統計の読み方、福祉や医療と司法の連携など将来の犯罪学の基本を詰め込んでいる、短いが中身はかなりしっかりした良書。治安を考える上で必読だ2017/05/28

モルテン

9
それ。ほんとそれ。の連発。統計を読み込み、現場で刑事司法の実態を知り、海外の施策にも精通する浜井さんと荻上さんの対談。浜井さんの仰ることがとても当たり前のことなのに、その「当たり前」が実現されないこの社会が歯がゆい。日本は刑罰の理念がないこと、犯罪は個人のモラルの問題のみに還元されていること、犯罪を減らすためには加害者を幸せにすることから──。残念なのは、これまでの浜井さんの著作の内容がほとんどだったこと。2021/06/19

たこやき

9
浜井氏の過去の著書、また、参考文献として挙げられる書の半分くらいは読んでいたため、議論の多くは既知のことだった。とは言え、日本の犯罪、その矯正などについての問題をコンパクトにまとめたように思う。犯罪統計の扱い、クセ。統計と乖離した体感治安形成のメカニズム。そして、更生という問題。特に、第三者としては、犯罪者を刑務所に長く入れておけばOK,という感じになるかもしれないが、その人物だってやがては出所する。そのとき、どうするのか? という視点を欠いているのでは何の意味もないどころか有害というのは重要な指摘だ。2016/02/19

ひろか

6
新刊かと勘違い2018/07/31

gonzui

4
罪を犯す人は必ずしも特別な存在ではないこと。厳罰化で抑制を図るよりも先ず困る要因を取り除く、という単純でありながら根深く困難な課題があり。「当たり前になってから二世代経たないと浸透しない」との言葉に途方の無さを感じながらも、当たり前にする為のリテラシー教育を地道に拡げる事の重要性を感じ。そしてそれを含め後半語られるの方法論は今少し悩んでいる部下の育成・教育にも通ずるところがあるなと思いつつ。2016/10/03

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