完訳アウトサイダーズ―ラベリング理論再考

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  • サイズ A5判/ページ数 246p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784877984946
  • NDC分類 368
  • Cコード C1036

内容説明

マリファナ・法・ミュージシャン。「ハイになってなぜ悪い!」。マリファナ喫煙の現場から禁止法の成立まで、「逸脱現象に登場するすべての人間ドラマを描く」シカゴ社会学者にしてジャズピアニスト、H・S・ベッカーの不朽の名著の完訳版。

目次

第1章 アウトサイダーズ
第2章 逸脱の種類―継時的モデル
第3章 マリファナ使用者への道
第4章 マリファナ使用と社会統制
第5章 逸脱集団の文化―ダンス・ミュージシャン
第6章 逸脱的職業集団における経歴―ダンス・ミュージシャン
第7章 規則とその執行
第8章 モラル・アントレプレナー
第9章 逸脱の研究―問題と共感
第10章 ラベリング理論再考

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

教養のない大学生①

8
もう売っていない廃盤の本を読めて幸せだった。犯罪とは、逸脱行為でなく、必然的かつ社会にとって必要な物である。つまり、犯罪は社会生活の根本的諸条件に結びついていて、犯罪自体が道徳や法の正常な進化にとって不可欠なのである。何と社会学的な考えなんだと驚いてしまった笑社会統制が逸脱を産む。それはわかるが不可欠とまで言うとなると…社会から逸脱する。しかし逸脱者の社会からすれば、私たちが逸脱者であり、、、まさに物事を社会学的に見る結果ただ犯罪者がいるという事実をこんなに多角的に見れるなんて、、、やはり社会学は面白い2025/11/13

ロラン

6
言わずと知れた「ラベリング理論」の古典。著者のベッカーは、自身の経験をもとに理論を構築した、などと言うと凡百の「〇〇の社会学」のような、体験手記の類を思い浮かべてしまうでしょうが、巷の本屋でしばしば目にするそれらの本とは一線を画しています。社会学的な逸脱研究に関心を持つ人なら、一度は読んでおくべき名作ですね。この邦訳本では、ジャズ・ミュージシャン達の軽妙な会話も雰囲気を損なわず訳されており、そこがまた魅力のひとつとなっています。2018/01/30

まつゆう

2
フィールドワークの部分が今見るとちょっと物足りない気もするが、自分の立ち位置を自明として何かを語る傲慢な知への反抗と、筆者自身がジャズピアニストということもあって、自分の仲間や仕事への深い共感が根底にあるのだと思う。こういうアンダードッグへの愛着から始まって、権威と対決していく研究にはシビれるねぇ…。2013/03/14

Max Brown

1
アウトサイダーズの具体的な事例(マリファナの服用者、ミュージシャン)が非常に面白かった(なぜか学者集団も頭に浮かんだ)。また、最終章の「ラべリング理論再考」では、ラべリング理論に対する「ラべリング」の問題や、アウトサイダー集団への参与観察の困難さ、理論とデータの関係性など、社会学において重要な問題が指摘されており、色々と考えさせられる。訳者の解説も分かりやすく勉強になった。それにしても、プロのミュージシャンとして活動していたり、論文の本がベストセラーになったり、ベッカーという人は本当に面白い人だと思う。2012/11/05

mnry

0
訳がひどいのなんのって.読めたもんじゃない.2013/01/01

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