• ポイントキャンペーン

小笠原右近大夫貞慶―武田信玄に敗れ没落した小笠原長時、その小笠原家を再興した小笠原貞慶の一代記

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 223p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784865480368
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0021

目次

小笠原氏の由緒
小笠原長時
小笠原貞慶登場
貞慶と織田信長
貞慶、回天偉業なる
府中の平定
貞慶、徳川氏に属す
豊臣・徳川両雄の狭間で
再び徳川に従属
貞慶、没す
貞慶の家族
その後の小笠原氏

著者等紹介

志村平治[シムラヘイジ]
昭和26年、長野県中野市に生まれる。長野郷土史研究会、歴史研究会(全国歴史研究会)、日本古城友の会、信濃名族研究会等の委員・理事他で活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

BIN

10
あまりメジャーではないけど松本城に本拠を小笠原氏。塩尻峠の戦いで武田信玄に破れたことで有名な長時ですが、飫富虎昌率いる1万の武田軍を寡兵を率いて自ら18騎斬り倒して撃退した勇将です。長時はその後放浪して会津に行き着いた際に子の貞慶が旧領取り戻したぜとの連絡を受けて来春戻ろうとした際に家臣で惨殺された無残なお方。長時のその後を知れた分でも貴重な一作。子の貞慶は三好を入れた4人の天下人に仕えて、外交官的なこともやりつつ、信濃では真田昌幸ばりに北条に仕えたり、徳川に仕えたりしながら巧みに生き旧領を回復した人物。2018/07/22

フランソワーズ

4
信濃守護の家柄、あの甲斐武田氏と同じ系譜の小笠原氏であるけど、戦国時代は明暗がくっきりと分かれてしまった。武田信玄によって領国を追われた小笠原長時は、越後上杉氏や同族三好氏を頼りながらも旧領奪還を希っていたものの、会津で客死。しかし、三男貞慶はその父の無念を、名族の再興を果たそうと捲土重来を期し、見事復活を遂げた。以降も変転する時勢に翻弄されながらも、近世大名への道を開いた。誰でも知っている英雄ではないけれど、貞慶の事績は確かに戦国武将の生き様の苛烈さが如実に現れている。2020/08/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11100020
  • ご注意事項

最近チェックした商品