出版社内容情報
言論の自由の普遍性を訴え1975年に書かれた、民主化文献の古典「言論の自由を論ず」を初めて日本語訳。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
燃えつきた棒
39
本書は、2009年6月4日に出版されている。 訳者が本論文の翻訳に着手したのは2008年の秋とのことだが、天安門事件二十周年の日に見事に間に合わせたわけである。 僕としても、できれば6月4日に読了したかったのだが、生来の怠け者ゆえ叶わなかった。/ ◯著者略歴、本論文の経緯 胡平は、1947年、北京に生まれ、文化大革命に際し、四川省の農村に5年間下放された。 78年、北京大学修士課程に入学し、民主化運動「北京の春」に参加。→2022/06/05
かわのふゆき
0
言論の自由がある国では、言論の自由を希求する本は生まれないし、言論の自由がない国では、言論の自由についての本を公にすることができない。2009/07/17