出版社内容情報
日本国憲法が要請する障害者福祉制度の在り方から、障害者自立支援法の立法経緯・問題点を検討し、実務的観点から障害者の損害賠償、成年後見などの利用上の問題点を分析する。
第１部 障害者の権利と障害者自立支援法
第１章 障害者自立支援法成立に至る経緯
第２章 障害者自立支援法の概要
第３章 障害者自立支援法の政策的問題点
第４章 障害者自立支援法の法的問題点
第５章 障害者自立支援法を争う訴訟類型
第２部 障害者福祉に関する国際的潮流
第１章 スウェーデン
第２章 イギリス
第３章 ドイツ
第４章 アメリカ
第５章 障害者の権利条約
第３部 障害者をめぐる実務上の諸問題
第１章 障害者と参政権
第２章 知的障害者と証人（本人）尋問
第３章 障害者の損害賠償額の算定―逸失利益を中心に―
第４章 成年後見制度の現状と課題
第５章 障害者の消費者被害とその予防・救済のための法制度
第６章 福祉サービス契約の諸問題
