出版社内容情報
北朝鮮の人権状況はどうなっているのか。食糧援助は困窮者に届いているのか。そもそも食糧援助はすべきなのか。アムネスティが報告し、提言する。
1 はじめに
収集情報と情報源に関して
政治的状況
2 朝鮮民主主義人民共和国の権利尊重、擁護、履行に関する国際的責任
食糧の権利:その定義と締約国の義務
3 背景:飢餓と食糧危機の環境的、経済的、政治的要因
朝鮮民主主義人民共和国の経済システム内の制約
旧ソ連との経済関係の崩壊
自然災害
4 飢きんの規模と続く食糧危機
定義
飢きんの規模
続く食糧危機
経済構造改革と農業、飢きん以後
5 飢きんや食糧危機に関わる人権侵害
食糧への接近に関する差別や不平等 移動の自由の制限
援助期間に対する不当な制約
表現および結社の自由の抑圧
6 食糧の権利を超えて:飢きんおよび食糧危機の結果、増加する人権侵害
飢きんおよび食糧危機にともない増加する人権侵害
食糧を得る権利と生命に対する権利 公開処刑を含む死刑
飢きんおよび食糧危機が子どもに及ぼす影響
飢きんおよび食糧危機が女性に及ぼす影響
飢きんおよび食糧危機から逃れた結果:中国における朝鮮民主主義人民共和国の人々
強制送還された朝鮮民主主義人民共和国の人々に対する