内容説明
岐阜県史や岐阜市史、大垣市史などの編集にかかわり、岐阜県歴史資料館長を務めた著者が、美濃・飛騨の歴史から特色ある事象を取り上げて紹介。美濃・飛騨の歴史としてよく知られる事象を新しい視点から見つめたり、日本の大きな動きにかかわるものでありながら意外と知られていない史実を紹介し、史実を大切にするが故に難しくなりがちな歴史を、優れた文章力で分かりやすく記述。
目次
天下の要衝関ヶ原・その一―乱の勝敗を分ける
現存する日本最古の戸籍(御濃国戸籍の現在地と人々の様子;位をもった農民たち)
御野国それとも美濃国、あるいはまた?
飛騨一国のみの条文
天下の要衝関ヶ原・その二―特別な規定のある関
養老改元
日本一多い白山神社
伊勢でスカウトされた武将
婆娑羅大名
三国司と申して、公家の大名なり〔ほか〕
著者等紹介
小川敏雄[オガワトシオ]
1943(昭和18)年現岐阜県本巣市に生まれる。岐阜大学学芸学部史学科卒業。岐阜県内小学校・岐阜県史編集室・岐阜市史編集室・岐阜県教育委員会文化課・岐阜県博物館等に勤務。羽島市立小熊小学校長・岐阜市立鷺山小学校長・岐阜県歴史資料館長・岐阜市立金華小学校長を務める。現在、岐阜県歴史資料館学芸業務専門職・岐阜聖徳学園大学非常勤講師・大垣市史専門委員会委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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