内容説明
近代東アジア史をたどるとき、日本軍国主義による中国侵略は「日本人民には罪はない」と言えるのか。日本国民大衆自身に「責任」があり、その観念が希薄であることがシャンハイ・イメージの残像に反映されている。
目次
序章(問題の設定;先行研究)
第1章 満洲事変(1931年)直後のシャンハイ・イメージ(転機としての1931年;「大衆」の生成とその対外意識の性格;『犯罪科学』と『犯罪公論』―1930年前後日本におけるシャンハイ・イメージ事例検証)
第2章 蘆溝橋事件(1937年)直後のシャンハイ・イメージ―メディアとしての子供・女性・男性(メディアとしての子供―新居格編『支那在留日本人小學生綴方現地報告』におけるシャンハイ・イメージ;メディアとしての女性―吉屋信子『戦禍の北支上海を行く』におけるシャンハイ・イメージ;メディアとしての男性―松井翆声『上海案内』におけるシャンハイ・イメージ)
第3章 孤島・占領期(1937~1945年)のシャンハイ・イメージ(中国文人と日本人との交際が生むシャンハイ・イメージ;日本文人のシャンハイ・イメージ―西川光『十二月八日の上海』を中心に;李香蘭とその映画におけるシャンハイ・イメージ)
結章
著者等紹介
徐青[ジョセイ]
中国上海市に生まれる。2009年名古屋大学よりPh.D.取得。現在―浙江理工大学外国語学院日本学研究所所長、準教授。愛知大学国際問題研究所客員研究員、早稲田大学政治経済研究科訪問研究員。専攻―国際文化関係学、日本言語文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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