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内容説明
中央ユーラシアのテュルク系ムスリムに焦点をあて、女性・結婚・家庭を分析し共通の現象を動態的に探るための考察材料を提供する。歴史から現在をみることを試みる。
目次
序 中央ユーラシアの女性・結婚・家庭:歴史から現在をながめる試み
第1章 忘却の彼方のムスリム女性解放論:オリガ・レベヂェヴァを読み解く
第2章 近代オスマン帝国における女性作家の誕生:ファトマ・アリイェとハイブリッドな評伝の虚実
第3章 ロシア帝国末期ヴォルガ・ウラル地域のムスリム知識人とイスラーム宗務行政:ムスリム家族規範論からみえる結びつき
第4章 社会問題としてのトイ(祝宴):ウズベキスタン、ミルジヨエフ大統領によるトイ規制法
第5章 結婚をめぐる交渉:中央ユーラシア草原地帯におけるカザフ社会の変容
資料紹介 ウズベキスタンの女性雑誌『サオダト』(幸福):1972~1974年の記事目録