内容説明
30年を経過しようとしているソビエト社会主義共和国連邦からロシア連邦への体制転換過程を、社会階層構造の変化を通して社会の体制転換という視点から政治経済学的に分析する。
目次
序章 ロシア社会の体制転換の分析視角
第1章 ソ連・ロシアにおける体制転換と社会階層の再編
第2章 体制転換と生活様式・ライフスタイルの変化
第3章 体制転換と社会意識の変化―国家への依存に着目して
第4章 勤労意欲と労働モチベーション
終章 ロシア社会の今後の展望
著者等紹介
林裕明[ハヤシヒロアキ]
1972年兵庫県生まれ。立命館大学経済学部教授。比較経済システム論、ソ連・ロシア経済論専攻。京都大学大学院経済学研究科博士後期課程研究指導認定退学、博士(経済学、京都大学)。2001年島根県立大学総合政策学部専任講師、2002年島根県立大学北東アジア地域研究センター研究員を兼担、2004年島根県立大学総合政策学部・同大学院北東アジア研究科助教授(2007年~准教授)、2005年英国・バーミンガム大学ロシア・東欧研究センター客員研究員、2007年京都大学経済研究所客員准教授を経て、2016年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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