内容説明
日本は明治初期のマリア・ルース号事件から近年の南極海捕鯨事件まで、種々の国際紛争に巻き込まれ国際裁判の当事国となった。本書は国際裁判について過去の歴史を踏まえるとともに、アップツーデートな内容で充実させることを意図した。
目次
第1章 国際社会における国際法の役割
第2章 国際紛争の平和的解決と裁判
第3章 国際裁判の歴史的展開
第4章 日本と国際裁判
第5章 国際司法裁判所の機能と組織
第6章 国際司法裁判所における手続き
第7章 国際裁判で争われた事件の概要
付録 国際司法裁判所(ICJ)関連資料