内容説明
三陸復興国立公園の活かし方、生態適応の課題、地域資源経営、海と田んぼからのグリーン復興プロジェクトなど、創造的復興を目指した提言を展開する。
目次
第1部 基調講演と課題提起(災害に強い持続可能な街づくり;社会の多様性を活かしたコミュニティベースの震災復興―生態系に触れながら;新たな視点から取り組む津波対策と街づくり;里山里海の再生を通じた震災復興地域づくり)
第2部 パネルディスカッション(震災復興に三陸復興国立公園(仮称)をどう活かすか
震災復興と生物多様性―農林水産省の取組
コミュニティを主体とした地域資源経営―創造的復興を目指して
歴史文化をめぐる多様性の危機―震災の衝撃
海と田んぼからのグリーン復興プロジェクト)
著者等紹介
武内和彦[タケウチカズヒコ]
1974年東京大学理学部卒業、1976年同大学院農学系研究科修士課程修了。東京大学アジア生物資源環境研究センター教授等を経て、1997年より同大学院農学生命科学研究科教授。2005年より同サステイナビリティ学連携研究機構(IR3S)副機構長、2008年より国際連合大学副学長、2009年より同サステイナビリティと平和研究所所長。2012年より東京大学サステイナビリティ学連携研究機構(IR3S)機構長
中静透[ナカシズカトオル]
東北大学大学院生命科学研究科教授。森林総合研究所主任研究官、国際農林水産業研究センター主任研究官、京都大学生態学研究センター教授、総合地球環境学研究所教授を経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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