内容説明
発展途上諸国の経済発展および発言権の増大という条件のなかで欧州諸国では欧米間の均衡回復が求められており、「均衡と統合」、「法の支配」を柱とした「全人類が公正に遇される」世界秩序を求める模索が続いている。
目次
序章 欧米関係における依存と自立
第1章 独仏協力と欧州の自立性強化
第2章 欧州憲法条約交渉と欧州パワーの建設
第3章 ポーランドとEU加盟
第4章 ポーランドと欧米関係
第5章 自立的な欧州パワーの組織化と展開
第6章 パレスティナ問題と欧州とアメリカ
第7章 国連体制とアメリカと欧州
終章 覇権から均衡へ―欧米関係の将来
著者等紹介
宮本光雄[ミヤモトミツオ]
成蹊大学法学部教授。国際政治学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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