内容説明
核兵器廃絶、通常兵器削減の課題を解決する途を国連の場で追求することを訴える。通常兵器・特定通常兵器、小型武器などについて需要側・生産側の問題点をリアルに描き出し核兵器・武器存在の残虐性を告発する。
目次
第1部 核軍縮(核軍縮はなぜ国連でないのか;国連総会での政治的対立;ジュネーブ軍縮会議の停滞;核不拡散体制;国連は何をすべきか)
第2部 通常兵器(非人道的兵器の規制―CCW;対人地雷の全面禁止―オタワ条約;クラスター弾の禁止―オスロ条約;小型武器)
国際連盟時代の軍縮
著者等紹介
美根慶樹[ミネヨシキ]
昭和18年生まれ。東京大学卒業。外務省入省。ハーバード大学修士号(地域研究)。防衛庁国際担当参事官、在ユーゴスラヴィア(現在はセルビアとモンテネグロに分かれている)特命全権大使、地球環境問題担当大使、在軍縮代表部特命全権大使、アフガニスタン支援調整担当大使、日朝国交正常化交渉日本政府代表を経て、現在東京大学教養学部非常勤講師、早稲田大学アジア研究機構客員教授、キヤノングローバル戦略研究所特別研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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