内容説明
水不足が深刻化しはじめた今日、本書では水道事業における中国・韓国・プノンペン・マニラ・日本での改革の変遷を主に扱いながら、近年登場した民営化論とのかかわりで、公営企業の今後の展開を追究する。
目次
第1部 東アジアにおける公営企業の概況と改革(日本の地方公営企業制度;韓国地方公企金の現況と発展方向;中国の公益事業民営化における管理上の問題;日本における下水道事業の概説とその展開過程―下水道財政研究委員会での議論を主な焦点として;韓国における地方公企業会計および監査制度の現況と改善方向に関する研究;国有企業改革の光と影―金融、行政、社会保障システム改革との連動)
第2部 水道事業の改革(中国水道産業に関する考察;韓国の上水道事業の現況と水道産業育成5カ年計画;安全な水をプノンペンに;マニラ首都圏上下水道局(MWSS)の民営化―目標と結果
日本における水道事業改革―歴史的変遷からみた課題
日本の水道事業の現状と課題について―末端給水事業の分析を中心として)
著者等紹介
五石敬路[ゴイシノリミチ]
東京市政調査会主任研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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