内容説明
第二次世界大戦の再評価をめぐって、60年前の失敗と教訓を探りだし、戦後の欧州の経験、アジアでの軌跡をたどりつつ21世紀の新世界秩序へ向けて白熱した議論が展開される。
目次
第1セッション 戦争責任と過去の克服―ヨーロッパの経験と日本・アジア(過去の克服―戦後日本とドイツ;戦争責任と過去の克服―ヨーロッパ、日本、アジアの経験;戦後60周年とアジアにおける過去の清算―韓国の経験を中心に)
第2セッション 戦後世界秩序における国際協調主義と単独主義―東アジア共同体と日米同盟の間(地域としての「東アジア」、その多層性)
第3セッション 60年前の失敗と教訓―第二次世界大戦の再評価(60年前の失敗と教訓・第二次世界大戦の再評価―米国の多国間協調主義と単独行動主義;第二次世界大戦と中日関係―終戦60周年の再考;インドからの視点―戦間期における東インド・ベンガル地域の考察より)
第4セッション 総括討論