内容説明
アジア太平洋地域の地域民族交流システムを歴史の流れの中で捉える。「ディアスポラ」を中心テーマにし、単一民族という神話から解放された明日の日本の姿を追究する。
目次
第1部 アジア太平洋における平和と人権―ディアスポラを中心にして(オープニング・セッション;第1セッション;第2セッション;第3セッション)
第2部 アジア太平洋における平和と人権―いま、なぜディアスポラか(問題提起)
第3部 用語解説(ディアスポラ―ユダヤ教とシオニズム問題の視角から;国際政治の視点からみたディアスポラ;カルチュラル・スタディーズとディアスポラ―「文化」を批判する文化的アイデンティティ;ディアスポラとジェンダー ほか)
著者等紹介
武者小路公秀[ムシャコウジキンヒデ]
大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター所長
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