出版社内容情報
だれにでも、いつかくるその日。
愛する家族との死別。
古今東西、子に先立たれるほど辛い別れはないと言われます。
深い哀しみに沈み、時間の流れの中で夜のしじまに心の平安を取り戻していく。
そのプロセスを、ひらひら舞うふしぎなちょうちょを通して、ファンタジーとして昇華させたものがたり。
リズミカルな美しい大和言葉は声に出して読むのにふさわしい一冊となっています。
◆もくじ◆
・プロローグ
・ひかりのなかのちいさなちょうちょ
・ピアノのおでかけ
・ひみつのおけいこ
・ふくろうのおやこ
・おくさまの おからだが しんぱい
・こんやは ちょっとちがうの
・まよなか ピアノが なりだした
・ひかりのたま
・とつぜんの おわかれ
・おじょうさまの ピアノあそび
・つきのささやき
・エピローグ
安孫子 ミチ[アビコ ミチ]
昭和15年生まれ
福島大学学芸学部卒
日本児童文芸家協会会員
金沢 まりこ[カナザワ マリコ]
45歳から独学で絵を描きはじめる。
現在は児童書、小中教科書、書籍、新聞小説などに挿絵制作。
HP工房みちくさ
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- 和書
- 基礎量子力学