銀鈴叢書<br> ゆずりは

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銀鈴叢書
ゆずりは

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784877862725
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

人は、なぜ生まれてくるのか。なんのために生きていくのか。どうして、死んでしまうのか。生あるものにどこまでも付いて回る命題を、葬儀社のベテラン社員である主人公と、その相棒となったイマドキ新入社員、それに、亡き人々とその遺族たちとの交流を通して追いかけていく本作。長年、「死」を仕事とすることで、“心が死んでしまった”主人公。その心が、物語が進むにつれて変化していく様子に、読み手の心も揺さぶられます。読後、「生とは」「死とは」の答えが、少し、見えてくるかもしれません。

著者等紹介

新谷亜貴子[シンタニアキコ]
1982年長崎県佐世保市生まれ。2005年長崎大学教育学部中学校教育英語専攻卒業。1990年第4回毎日童謡賞佳作。1991年第5回毎日童謡賞佳作。1996年(株)文英堂主催。第29回全国中学校文芸作品・歌曲創作コンクール入選。読売新聞第46回全国小・中学校作文コンクール優秀賞。佐世保市教育委員会主催佐世保市子供俳句大会銀賞。1997年(財)音楽鑑賞教育振興会主催第29回論文・作文コンクール努力賞。佐世保市文化優秀奨励賞。2011年小説『君の声が聞こえる』(銀の鈴社)を出版。2012年同作にて、第三十一回佐世保文学奨励賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

徳浄さん

22
来年の夏に映画公開されるらしい。水島と高梨の凸凹コンビといえるw葬儀屋の二人、水島は死というものをそれはそれは恐れている中年男だし、高梨は葬儀屋らしくない涙もろい若者。その二人の死者とその家族への向き合い方が凄く丁寧に書かれていてついほろりとなる。そして読んでいくうちにその二人の周りのことも次第にわかってきて・・・。凄く読みやすくて良い本だった。映画も楽しみにしていよう。2017/09/03

ムーミン

19
図書館の書架に並ぶ背表紙を眺めていたら目に飛び込んできた「ゆずりは」。ずっと昔、学級通信のタイトルにしていた記憶とつながり、思わず手に取った一冊。私としては、今年一番美しい涙を流した気がします。 「おまえのその手は、誰かから何かを授かるためにあるのではない。誰かに、何かを授けるためにあるのだ」P.1942018/12/13

あいくん

10
☆☆☆映画を日田リベルテで観ました。お葬式が舞台です。 葬儀屋さんの内幕を描きます。 葬儀屋さんの「こころ」を描き出していました。 熊本出身のコロッケが出演していました。 渋い演技でした。 生と死をみつめる作品に仕上がっていました。自筆の手紙というのはいいものです。そのあと、原作を読みました。作者の新谷亜貴子さんは寡作な人です。 いま36歳ですが、2作目です。佐世保の方です。葬儀社のベテラン社員と相棒となっイマドキ新入社員と、亡き人々と遺族たちとの交流を描きます。人の死について考えさせられました。 2018/12/15

きのこきのこ

7
葬儀屋さんに勤める水島と新人の高梨。故人や遺族に寄り添いすぎて葬儀中大泣きしちゃう高梨君なんなのっ⁈て思うけどいい子だなー。出来の悪い高梨君をフォローしてるつもりの水島が、いつの間にか救われていくのが良かった。死んでしまっても受け継いで行く者たちがいるのがユズリハだなと思った。わかりやすく感動して泣いちゃいますがいいお話でした。2024/05/27

ロバくん

5
「ゆずりは」という木があることを知りました。そして、そのネーミング感覚の素晴らしさに驚きました。ひとは死を思い、生を感じる。いつまでたっても死は想像することしかできない。だから怖いのかもしれません。自分の生きた証などという大それたものはいりませんが、生を感じられることで、何か豊かな充実したときが過ごせる気がします。2018/12/31

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