内容説明
複雑なネットワークでも、土台になる大原則は「注文を出す側と応える側」というクライアントとサーバーの関係です。つまり、クライアントとサーバーを結びつける技術やシステムは、現在のネットワークの基盤技術、基礎体力というわけです。そこで本書では、クライアントとサーバーの間で行われているやり取りを、重要な点にしぼって、図解を重視してまとめてみました。
目次
第1章 クライアント/サーバー基礎の基礎(クライアントとサーバー、それぞれの仕事;流れを変えたクライアント/サーバー ほか)
第2章 クライアント/サーバーの構成要素は?(サーバーできまるネットワークの個性;ネットワークを動かすソフトウェア ほか)
第3章 サーバーとクライアントの関係は?(クライアント/サーバーの基本スタイル;対話のかたちと役割分担 ほか)
第4章 サーバーとクライアントをつなぐ技術とシステム(クライアント/サーバーのインフラ技術プロトコル;インターネットのベース、TCP/IP ほか)
第5章 クライアント/サーバーの新しい展開は?(C/SからWebコンピューティングへ;普及がすすむ“サーバーサイドJava” ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トルネードG&T
0
クライアントとサーバー、すなわちネットワークに関する入門書。2000年の本ではあるが、ネットワークの基本はそこからあまり変化はないので問題ない……と思ったのだが、残念ながら日常的な説明において社会状況が大きく異なり分かりにくい。そもそも文章の組み立てがあまり上手くないようであるし、入門と銘打っておきながら専門用語ばかり使うのも問題である。一度意味を解説すれば以後その用語は使ってもよいというのは入門書のあるべき姿勢ではない。図も抽象的過ぎて理解の助けにならない。ただオブジェクト指向の解説は腑に落ちた。2016/07/17