内容説明
こわいからおもしろい。「耳なし芳一」「雪女」など、代表作含む10話を収録。訳者あとがき、各話の朗読目安時間を巻末に収録。
著者等紹介
小泉八雲[コイズミヤクモ]
随筆家、日本研究者。1850年、ギリシャ生まれのイギリス人。アイルランドから渡米し、新聞記者になる。明治23(1890)年に来日し、島根県尋常中学校に英語教師として赴任。同年、妻セツと出会う。熊本第五高等学校の教師、神戸での英字新聞記者を経て、東京大学と早稲田大学の教員を務めた。1929年、日本に帰化し、ラフカディオ・ハーンから小泉八雲となった。『知られぬ日本の面影』などの随筆や『怪談』など数多くの作品を通して、開国直後の日本を世界に紹介した。1904年没
小宮由[コミヤユウ]
1974年、東京都生まれ。大学卒業後、児童図書出版社勤務。その後、子どもの本の翻訳・編集に携わる。東京・阿佐ヶ谷で家庭文庫「このあの文庫」を主宰。祖父は、トルストイ文学の翻訳家であり、良心的兵役拒否者である、故・北御門二郎(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えみ
38
小泉八雲の怪談10話、日本の怪談というちょっとした懐かしさから手に取ってみた。「雪女」「むじな」「ろくろ首」「耳なし芳一」の定番中の定番はもちろん、「ねこの絵を描いた小僧」「食人鬼」「お貞の話」「ちんちん小袴」「化け蜘蛛」「団子をなくしたおばあさん」とちょっとマイナー感があるものまで、さまざまな怖い話が楽しめる1冊だった。小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーンの書いた怪談は、洗練されている。特に怪異に触れた者たちの繊細な心の動きが想像力を掻き立てて簡単には忘れられない。これからも語り継がれて欲しい。2025/08/25
ともこ
20
図書館の新刊本コーナーで見つけ、これを読んで涼しくなろうと借りてきた。しかし、予想に反しておどろおどろしい話ではなく、むしろ昔話のようなゆったりした心境に浸れる本だった。「子供に聞かせたかった」という訳者のあとがきを読んで納得した。「雪女」「ろくろ首」「耳なし芳一」をはじめ、中学の英語の教科書に載っていて暗唱させられた「むじな」は特に懐かしかった。巻末、来年朝ドラにもなる小泉八雲の生涯も詳しく紹介され興味深かった。恐ろしさに寒くなることはなかったが、夏のひとときにふさわしい本だった。2025/08/16
雲國斎
9
図書館の新刊の棚で見つけて読んでみた。子どものころに こわごわ聞かされた「雪女」「ろくろ首」「むじな」など、なつかしく読ませてもらった。ほかの短編もなかなか良し。2025/07/30
Hanna
4
こどもたちって怖いお話が大好き。せがまれ対策に良い。2025/07/26