内容説明
飲み方、食べ方、器、サウナ、薬草湯、外用、育成・採取。基本をまるごと一冊に!新しい薬草のある暮らし。
目次
1章 日本の薬草と季節と行事(5つの季節と養生;十二ヶ月の風習と植物;季節ごとの薬草と体質チェック;モード別体調チェックリスト;月の満ち欠けと薬草)
2章 薬草を使った飲みものと料理(薬草茶を飲む;薬草を使った料理)
3章 もっと薬草のある生活に(器や道具の楽しみ;極楽・薬草湯;お肌から始める、からだ革命!;薬草から蒸留する;精油や芳香蒸留水を使ってみよう!;華やかな薬酒の世界をピンチの時の伝統薬)
4章 薬草の育成、採取(収穫できる家と庭;植物と暮らす一年のスケジュール)
5章 薬草と生業(野草農家 摘み草のお店 つちころび(山梨県)
薬園と葛粉 森野旧薬園 森野吉野葛本舗(奈良県) ほか)
著者等紹介
新田理恵[ニッタリエ]
TABEL株式会社代表/薬草茶司/修士(理学)。管理栄養士であり国際中医薬膳調理師。食を古今東西の文化と学問からとらえ、すこやかで慈しみのある食卓を提案する。2014年から日本の薬草文化のリサーチをはじめ、各地を紡ぎながら伝統茶“tabel”を立ち上げる。2018年より薬草大学NORMも運営し、大企業や行政とのコラボなども展開し、薬草文化のリバイバルを目指して活動して監修や講演・大学での授業なども手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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藤月はな(灯れ松明の火)
51
ずっと本屋さんで気になっていた本。道端や軒下に生えている身近な薬草が気になっていた。どう使うのかと。各薬草の効能やどんな症状に使うかについてはさらりとしか触れていません。主に使用法を中心に紹介しています。特に栽培や蒸留法まで書かれているのは珍しいのではないだろうか。しかし、栽培については自身や家族のアレルギー体質かどうかで要相談かな。料理は代用できる薬草や食材も紹介されているのが有難い。後、ハーブの本でも紹介されていたけど、アルコールに漬けるだけでできるチンキ液の作りやすさと使い道の豊富さに改めて舌を巻く2024/12/08
meg
5
自分ではようやらんけど、美しい写真見てるだけで疲れが癒されるうう。しかし薬草は自己流でやるのはけっこう危険よな。自分で育てる気力もなし。2023/12/26
きのたん
3
蘭麝酒はお屠蘇の成分だそうだ。ふふふふ。東大寺にある古いお香・蘭奢待(らんじゃたい)と似てるらしい。ぜひ!嗅いでみたい。甘茶の甘味は600倍だそうだが、どんな味がするのかな。表紙の左側の種みたいのなんだろ。反魂丹は過大広告というか、生き返ることを標榜しているが。ハマナスや葛などなぜ人はその辺にあるものを常食しないのだろう。2024/02/26
ampm
1
月の満ち欠け、お風呂、食事、そして養生。 季節とともに生きて自分の体調を鑑みて調和をとっていくのが理想だなと思う2024/07/28
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