内容説明
これが、持続可能な暮らしの究極の原理!
目次
第1章 人は地球のがん細胞なのか?(地球は巨大な生命体 ガイア理論;ウイルスは地球の免疫細胞 ほか)
第2章 持続可能な暮らし 生活実験と考察編(パーマカルチャーとは;雑木林開墾からの気付き―土の生産性 ほか)
第3章 持続可能な暮らしの仕組み 実践編(土を作る(土の素、堆肥づくり/コンポストと堆肥小屋の役割)
農園をデザインする(半不耕起半草生栽培/生物多様性を実現する工夫) ほか)
第4章 いのちとは40億年続く仕組み(いのちは集め、蓄えるもの;自己組織化から続く仕組み ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Sakie
14
著者の主眼は「生物を多様化させる土をつくる仕組みづくり」に集束する。そのための、生ごみも排泄物も全て土に還す行為の必要性は気持ちだけ賛同しておく。さて、森林と草原の土壌依存度の違いについてのトピックが興味深い。木は落葉しても幹や枝に栄養を蓄えることができるが、草、特に一年草はそれができないため、根や葉ごと腐食として還る形で土壌に栄養を蓄積する。つまり早く腐食土層が厚くなる。そこから草を抜かない・耕さない自然農法の理論に、私の中で繋がった。自然の山火事と炭の有用性もまた、繋がっていることを再認識した。2024/09/20
gotomegu
8
人は地球のガン細胞なのか?の問いからはじまる本。ひとが暮らしていくことで多様な生き物が育ち、循環する生活のやりかた。化学的な根拠も交えながら、自然を豊かにする農を中心とした自給自足生活の哲学。けっきょく人間は、自然の中のすみっこで、循環の輪をグルグルとほんのちょっと押して回しているのにすぎないのかな。ただ、回し方次第で豊かで楽しい生活が送れるのかもしれない。実用書としては作られていないので、詳しい方法論は書かれていない。積ん読だった「わら一本の革命」を読んでみようかと思った。2023/10/14
ちょび♪
5
大きなムーブメントを起こさなくても、そこに住んでいる人が、ただ生活するだけで環境が良くなるような仕組みにすれば、持続可能な社会と平和は実現する。 それを実践するひとつの方法として、著者の農的暮らしが参考になる。 2024/06/13
niki
4
地球において人間の存在意義はあるのか、人間は地球のがん細胞なのではないか。自然と同調し生活する筆者。農学部出身だけあって生物の教科書のような雰囲気。加えて哲学書のようでもある。しっかりした知識に加え、試行錯誤を繰り返した末に完成した生活はさすがとしか言いようがない。西洋文化では自然は人が支配するものだと考えられている、という言葉に納得。農業の機械化が進んでおらず百のことができる若者が都会へ向かったからこそ高度経済成長が成し遂げられたのではないだろうか、という指摘にハッとさせられた。写真も豊富で面白い。2026/03/14
kamekichi29
4
パーマカルチャーの思想を実践しているライフスタイルの記録。参考になりそうなことが盛りだくさん。 こういう生活がしてみたいな、と思います。2023/11/03




