内容説明
世界が立ち止まっても、暮らしや時間は止まらない。太陽とともに目覚め、ラジオを聞いて、あたらしい一日がはじまる。日記エッセイシリーズ第13弾。2020年1月~6月分を収録。「おまけレシピ」つき、「スイセイごはん」つき。
目次
2020年1月
2月
3月
アルバム
4月
5月
6月
著者等紹介
高山なおみ[タカヤマナオミ]
1958年静岡県生まれ。料理家、文筆家。レストランのシェフを経て、料理家になる。におい、味わい、手ざわり、色、音、日々五感を開いて食材との対話を重ね、生み出されるシンプルで力強い料理は、作ること、食べることの楽しさを素直に思い出させてくれる。また、料理と同じく、からだの実感に裏打ちされた文章への評価も高い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とよぽん
42
高山さんの仕事というか活動の一端をのぞいたような気がした。地に足がついている。無理をしない。既成概念にとらわれない心身の身軽さがいいと思った。衣食住、上手じゃなくても丁寧に、暮らしていきたい。2023/05/27
アルパカ
9
綺麗な蛾が自宅窓のところに二度来たので、亡くなった「お母さん?と思った」、という箇所にぐっと来てしまった。私も母亡き後家族と散歩している時に、綺麗な蝶々がずっと後をついてきたことがあって「お母さん?」と全く同じように思ったから。2023/06/24
かなあや
6
コロナ禍での日々。でも高山さんの日常にはあまり変わりがなさそうで、少しだけ心情が揺れる程度。そこが他の方のエッセイとは違うくて、年齢の賜物なのだろうか、ひとり暮らしの適応なのだろうかと考えていた。健やかな日々は心身に良い影響がありそう。個人的に、理想の老後だと思う。歩ける距離に友人がいて、コンスタントに会いにきてくれる人がいて、買い物にも不便がなく、仕事がほどよく舞い込んできて整った生活ができて、旅行にもふわっと行ける財力。いいなぁ!もちろんこの暮らしにたどり着くまでに紆余曲折あったのだろうけれど。2023/04/24
たま
4
読む私も神戸の海が見える。2023/11/06
あきしお
3
お母さんについて書かれていることが以前より減ってきて、少し落ち着かれたのかなと思いました。気づけばいつもその人のことを思っていて、人はそうやって死を受け入れていくのでしょう。少しづつコロナが近づいてきます。2024/09/16
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