この星で生きる理由―過去は新しく、未来はなつかしく

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この星で生きる理由―過去は新しく、未来はなつかしく

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  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784877588366
  • NDC分類 404
  • Cコード C0040

出版社内容情報

理学者で天文台台長でもある著者の視点で「月と音楽」「戦争とプラネタリウム」「数学と努力」等、専門的な知識と日常の景色を重ねて語るエッセイ集。巻末には著者の戦争体験や教育理念の根幹が分かるNHKラジオ深夜便を収録。

目次
はじめに
第一章 星のカケラと人間のカラダ
第二章 非線形な過去・現在・未来
第三章 感度、共感、気立の良い学び
第四章 音と言語が心に響く
第五章 人はなぜ共存するのか
NHKラジオ深夜便
あとがき

著者略歴
著・文・その他:佐治晴夫

1935年、東京生まれ。理学博士(理論物理学)。東京大学物性研究所、松下電器東京研究所を経て、
玉川大学教授、県立宮城大学教授、鈴鹿短期大学学長を歴任、現在、同短期大学名誉学長。大阪音
楽大学大学院客員教授。北海道・美宙(MISORA)天文台台長。量子論的無からの宇宙創生にかか
わる“ゆらぎ”の理論研究で知られる。宇宙研究の成果を平和教育のためのリベラルアーツと位置づけ
た特別講義を全国的に展開している。日本文藝家協会所属。代表的著書として『14歳のための物理学
』、『14歳のための時間論』、『14歳からの数学』、『14歳のための宇宙授業』、『マンガで読む14歳のた
めの現代物理学と般若心経』、『男性復活!』(以上、春秋社)、『詩人のための宇宙授業』(JULA出版局
)、『夢見る科学』(玉川大学出版部)、『量子は不確定性原理のゆりかごで宇宙の夢をみる』(トランス
ビュー)など、80冊を超える。

内容説明

答えのない問いを考える77篇。理学博士佐治晴夫が宇宙と生命を結ぶ。

目次

第1章 星のカケラと人間のカラダ(星を見ることで宇宙を体験できる?;流れ星、その美しさの奥に潜む脅威 ほか)
第2章 非線形な過去・現在・未来(過去も未来も現在?;宇宙に学ぶ人生の歩き方 ほか)
第3章 感動、共感、気立ての良い学び(日常のなかに非日常を見る;自然な学問の姿としてのリベラルアーツ ほか)
第4章 音と言語が心に響く(なぜ口は顔の真ん中にないのでしょう?;音楽のルーツを訪ねて ほか)
第5章 人はなぜ共存するのか(人間関係って実はシンプル?;若い方たちに伝えたいこと ほか)
NHKラジオ深夜便 「明日へのことば」~人生の星をつかみ続けて

著者等紹介

佐治晴夫[サジハルオ]
1935年、東京生まれ。理学博士(理論物理学)。東京大学物性研究所、松下電器東京研究所を経て、玉川大学教授、県立宮城大学教授、鈴鹿短期大学学長を歴任。現在、同短期大学名誉学長。大阪音楽大学大学院客員教授。北海道・美宙(MISORA)天文台台長。量子論的無からの宇宙創生にかかわる“ゆらぎ”の理論研究で知られる。宇宙研究の成果を平和教育のためのリベラルアーツと位置づけた特別講義を全国的に展開している。日本文藝家協会所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

115
北海道・美宙天文台台長である著者は、宇宙創成に関わるゆらぎの研究で知られる理論物理学者。81歳から87歳の間に書かれたエッセイである。科学、数学、宇宙、宗教、哲学、詩、音楽、教育などの話題の中に、著者の愛情に満ちたお人柄が滲み出ていて、とても幸せで豊かな気持ちになる。このエッセイを書き始められる直前に、悪性の稀少癌で余命5年未満と宣告されたことが、文章をいっそう透き通ったものにしているのかもしれない。読みながら、山本一清先生や本田實氏のことが思い出されてくる。クリスマスの日に、いい本を読んだ。2023/12/25

けんとまん1007

68
何だろう・・・この不思議な、穏やかでありながら広がりのある文章の世界は・・・と思う。宇宙という世界で生きている、いや、存在しているものとしての自分を考えること。そこにあるのは、時間の流れであり、変化であり、関連性があるということ。そこに立脚すると、自ずと見えてくるものがある。科学の世界も、突き詰めると精神性という言葉になるのだと思う。こういう文章を書けるようになりたいと思う自分がいる。2024/01/11

あまね

25
良書です。佐治晴夫さん、初読みですが、読み進むに従って心がじんわりじんわりとあたたかくなる本でした。数学や物理を『幸せ』や『長生き』を換算する道具として使ったエッセイはとても面白かったですし、私たちが『宇宙のカケラ』からできているというお話は深く頷きました。また、どのようにして月はできたのか、そして、もし月がなかったら地球は今の姿とは随分と違うというエッセイではとても驚きました。他にもたくさん心に残ったエッセイがあります。何度も読み返したい本です。そして、少し心が疲れた時には手に取りたい本です。2022/11/01

きょ

17
宇宙物理学者、教育者であり、ピアノやパイプオルガンを弾き、天文台の館長などなど、米寿を迎えて、がんを患っていても、なんと豊かな世界の中でお暮しなんでしょう。あるNPO関連で興味を持ったので読みましたが、たくさんの文章が、何もかも私の人生の指標というような感銘に浸りました。天文、宇宙に詳しく、それを自分の言葉で語れる人って、なんでこんなに深みがあるのでしょう。無窮の時間を知っているからでしょうか。私の心には直球で響いてきて、あ~~年を重ねたらこういうふうになりたいという人が、またひとり増えました。2024/05/21

Tatsuhito Matsuzaki

15
宇宙創生に関わる "ゆらぎ" の理論研究で知られる著者が、東急㈱の広報紙「#SALUS」の最終頁に77ヶ月間連載していた「#宇宙のかけら」を #小池ふみ さんの温もりのあるイラストともに一冊にまとめたショートエッセイ集。 仕事や病気、人間関係など、人生に疲れたかな…と感じたら、その度に手に取って心に響いたテーマの頁をめくってみる。 そんな包容力のある宇宙空間のような一冊です。2022/10/10

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