うたをうたうとき

個数:

うたをうたうとき

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年06月01日 02時07分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B5判/ページ数 84p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784877588304
  • NDC分類 E
  • Cコード C0092

内容説明

世界はこんなにも美しい。ホスピタルアートから生まれた本。

著者等紹介

まど・みちお[マドミチオ]
詩人。1909年11月16日、山口県に生まれる。本名は石田道雄。1934年に、まど・みちおのペンネームで雑誌に投稿した童謡が北原白秋に選ばれて特選となる。1948年より婦人画報社を経て国民図書刊行会(現チャイルド本社)に勤務。1959年に退社し、詩の創作に専念。1968年に初めて出版した詩集『てんぷらぴりぴり』が野間児童文芸賞を受賞。1992年刊行の『まど・みちお全詩集』で、芸術選奨文部大臣賞、産経児童出版文化賞大賞、路傍の石文学賞特別賞を受賞。1994年に日本人初の国際アンデルセン賞作家賞、続いて1998年度の朝日賞を受賞。2001年刊行の詩集『うめぼしリモコン』で丸山豊記念現代詩賞、2003年に日本芸術院賞を受賞。2014年2月28日、104歳で永眠

わたなべよしえ[ワタナベヨシエ]
渡邉良重。アートディレクター、デザイナー。1961年、山口県に生まれる。山口大学卒業。グラフィックデザインを主とするデザイン制作会社・ドラフトを経て、アートディレクターの植原亮輔氏と共に2012年にキギ(KIGI)を設立。グラフィック、テキスタイル、「D‐BROS」をはじめとするプロダクトのデザインを手がける。洋服やファッションのブランド「CACUMA」、琵琶湖の職人達と共に陶器を中心とした「KIKOF」などのブランドを立ち上げ、2015年には東京・白金にギャラリー&ショップ「OUR FAVOURITE SHOP」をオープンする。東京ADCグランプリ、東京ADC会員賞、第19回亀倉雄策賞など受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

49
何ていえばいいのだろう・・・滋味溢れる1冊。まどさんの詩は、優しい言葉で綴られていながら、その世界の広さ・深さに驚かされる。まどさんの生きてきたものの積み重ねの結晶なのだろう。この中で、「空気」という詩が、一番、心に沁みる。同じ空気を、人間だけでなく、全ての生き物が吸っていて、その空気がお互いの中を循環している。中村桂子さんの生物誌にも通じる世界がある。今のこの時代だからこそ、大切な視点・視座だと思う。ホルピタルアートでもある作品であり、いのちを考える貴重な1冊。2022/05/04

陽子

38
山口県の病院の「ホスピタルアート」が一冊の詩画集になった本。イラストとして挿入されているのはモザイクアート。人の心に静かにあたたかく深く入り込み、病院の空間の空気そのものを変えていく。まど・みちおさんの詩をモチーフに作られたと言う。「ぞうさん」の詩を作った、まどさんの詩の数々は人間の存在の根源に語りかけてくるものや、哲学的なもの、純真な子どものような感性がみずみずしいものが混在していた。たくさんの詩は何回も読み返したくなる。「チョウチョウ」「よかったなあ」「空気」「喜んでいるのだろう」「うたをうたうとき」2023/03/04

うー(今年も遅くなります)

23
山口県の病院プロジェクトであるホスピタルアートがこの1冊に。モザイクアートとまどさんのいつもの詩。この詩画集の文字サイズも大きくゆったり。良いなぁ。きっと実際の病院でもこのアートに癒される人は多いだろう。2022/05/08

anne@灯れ松明の火

21
新聞の宣伝に何度か出ていて、気になっていたところ、新着棚で。まどさんの詩は、やはりとてもいい。知っている詩も、知らなかった詩も、どれも心惹かれ、口ずさみたくなる。もともと、山口県の病院で「ホスピタルアート」というプロジェクトから生まれたものだそうで、渡邉良重さんへの絵の依頼が先。渡邉さんが、同県出身のまどさんの詩をモチーフにしたいと提案したとのこと。独自の世界観で活躍するデザイナーと紹介されているが、本当に独特だなあと思った。この絵、私はあまり好みではなかった。2022/05/07

四葉

2
図書館でパラ読みしていたのだけど、自分の存在をすっぽりと包んで「あなたはここにいていいんだよ」と言われたような気がして泣きそうになった。それでパッと閉じて家でじっくり読むことにした。1つの詩ごとに細かいタイル絵が挟まれているのが印象的だが、元は新設する病院に絵を飾るという「ホスピタルアート」のために選ばれた詩と絵だったことをあとがきで知る。まど・みちおさんがもうお亡くなりになっていたことも。104歳。大往生。やさしく清々しい生命のぬくもり、その循環を思わせてくれる素敵な詩集との出会いだった。2023/06/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19398229
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品