内容説明
暮らしが馴染んできた神戸で3度目の夏から冬。料理の本や童話、絵本、新たなものづくりがはじまる。日記エッセイシリーズ第10弾。2018年7月~12月分を収録。「おまけレシピ」つき。「スイセイごはん」つき。
目次
2018年7月
8月
9月
アルバム
10月
11月
12月
スイセイごはん
著者等紹介
高山なおみ[タカヤマナオミ]
1958年静岡県生まれ。料理家、文筆家。レストランのシェフを経て、料理家になる。におい、味わい、手ざわり、色、音、日々五感を開いて食材との対話を重ね、生み出されるシンプルで力強い料理は、作ること、食べることの楽しさを素直に思い出させてくれる。また、料理と同じく、からだの実感に裏打ちされた文章への評価も高い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アルパカ
8
レシピが相変わらずおいしそう。何で今神戸にいるんだろう、と時々思ったりしている。スイセイさんとも連絡を取っている。テレビでお部屋を拝見したので窓からの海が見える景色など、私の脳内でも再現できる。2022/12/13
at@n
3
神戸で過ごす日々が筆者にとってなんらかの修復と生き直しに繋がっているのだろうなというのが胸に響いた。2023/03/02
たま
3
何故こんなに美味しさを誘うのだろう。2022/05/18
Tommy
3
毎日ってなんやかんやで過ぎていって、何したわけでもないのに1日終わったなぁと思うのだけど、どんな人でも毎日ご飯作って食べて、ちまちまと掃除洗濯して、買い物行ったり病院行ったり、もちろん仕事してお金稼いだりして1日終わるんだなと思うと安心する。いつもちょっと苦手な巻末の旦那さんの文章は、病気が発覚した時の経過報告中心で、語りっぽいトーンが薄まって読みやすかった。日常のリアルは強い。2022/05/01
あきしお
1
高山さんが神戸に越してから、もう3年も経ったんですね。お家の様子をテレビ番組で拝見したので、勝手に親近感を持っています。ひとり暮らし、気ままなようで心細くもあります。お家の周りの、季節の移り変わりが目に浮かぶようです。2022/05/30