内容説明
すこやかに生きるってなんだろう?整体、ロミロミ、アロマ、フラワーレメディ、アーユルヴェーダ…からだをめぐる旅と出会いの記録。
目次
第1章 からだの旅に出る。(言葉の代わり;感応するからだ;猫が教えてくれた自然療法 ほか)
第2章 自然が教えてくれること。(諏訪へのお誘い;からだで読む;場を持ち、植物と向き合う 樫田幸枝さんのこと ほか)
第3章 からだが先か、こころが先か。(ホーアイロナのひらめき;ひとりの医師が語ること 稲葉俊郎さんの言葉を読んで;海とのりちゃん 源田永子さんのこと ほか)
著者等紹介
つるやももこ[ツルヤモモコ]
2000年より、全日空機内誌『翼の王国』編集部にて、取材・執筆の仕事に就く。2006年より、フリーランスとして「旅とひと」をテーマに、雑誌、広告等で執筆、冊子の編集に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ろこん。
7
こんな本に出会いたかった!こころと体を整えるために様々自然療法に触れていく案内書。出てくる誰もが優しくて真摯に向き合っているのに心を打たれた。アロマやハーブ、整体、様々なセラピーは一見胡散臭く見られるけど自然の力や見えないものの助けを借りたナチュラルな姿の療法だと思う。根本にあるのは依存するのではなく自ら自分に向き合い自分を治していく姿勢。そのサポートをしますよ、とそばにいてくれる療法士さんに出会えたら幸せだと思う。著者様が急逝されたとのことを知り残念でした。2022/08/15
skr-shower
3
自分の身体に自信のある人は、自信のない人とは体に対する感じ方が違う。確かに良い偶然とは思えない出会いがある事もないとは言えないが、悪く転んだらどうするのかヒヤヒヤする。書かれていることは悪くないのだけれど、TVなどをうのみにする人が多い今少し危険な本では?2020/09/01
sazen
3
★★★★初めの方の、著者が旅立つお父さんを見送るまでの話が良かった。今後、経験するであろう親の介護にも使えそうな情報も盛り込まれている。祖母の認知症が進んで、でも私の事だけは明らかに認識していて、でもその動かない体や表情を前にどうしていいかわからなかった私がもし、この方法を知っていたなら。ちょっと話しかけたり、ぼんやり見舞うよりもっと良い時間を、その場にいた母と私と祖母は共有できたのでは。息を止めた人間が少しづつ生を閉じていく描写が印象的。死を前提にしているからこそ、内容が響く。セルフケア、大事だな。2020/08/30
snoringdog
2
カラダとこころの状態に向き合って、様々な自然療法を実際に行ってみて感じたことなどをありのまま語っている本で、新しい知識は得られなかったものの、一緒に元気になっていく気持ちがしました。急逝されたとのこと、残念です。。。さらなる発信を楽しみにしようと思ったところでした。2022/02/08
WAKUWAKU
2
知人が高評価でしたので手に取りました。言葉交わす事も少なくなっていた療養中の父にアロマを焚きながら足のマッサージした時間が愛おしい時間となったことからアロマテラピーといった自然療法の世界と関わり、その世界での素敵な出逢いを通してカラダと向き合っていくつるやももこさん。残り30ページ位で企画運営なさっているページを見たら去年から更新されていなく、、?大変驚きましたが、癌でお亡くなりになっていたんですね。大変残念ですが、私もアロマセラピーに興味が生まれ、この本との出逢いに感謝です。2021/12/05