内容説明
現役の通訳ガイドが教える本当におすすめしたいニッポンのおみやげ。海外ゲストの意外な反応や使い道など、千紫万紅なエピソードをご紹介。
目次
序章 おみやげの選び方
1章 定番おみやげ
2章 変化球おみやげ(意外と人気)
3章 おみやげを探しにいこう!(骨董市;アンテナショップ;キャラクターショップ;おみやげレスキューショップ)
店舗情報
著者等紹介
豊嶋操[トヨシマミサオ]
全国通訳案内士、医療通訳、薬剤師。北欧(フィンランド・スウェーデン・デンマーク・ノルウェー)を主としてヨーロッパからのクライアントを中心に、一般のプライベートツアーガイド、企業視察、ミュージシャンのジャパンツアーアテンドなどに従事。近年は、地方自治体主催の地域限定通訳案内士研修講師や、国内外の放送局による日本紹介番組の制作にも関わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あじ
48
来日した外国の方にニッポンらしいおみやげをレクチャーする、この感覚(センス)はおもてなし以上にハードルが高い。実際、外国の方はどんな所に“日本の情緒”を感じているのか。現役の通訳ガイドさんが生の声を拾い、高感度なおみやげを紹介した書籍です。値の張る工芸品から一個100円のドライフードまで、外国の方独特の【商品価値】に日本の【面白さ】を再認識する機会です。手引き書として最適。◆商品名と商品情報の英訳あり。東京に特化した内容。◆お仏壇をインテリアに…どんな絵を飾るのかしら!〈拝借本〉 2018/06/23
みさどん
25
海外旅行に行っていた頃には、日本のお土産ものや日本の好きなものについて考えることは多かった。英会話教室や外国人の知人と話すことも多かったし。日本のことをもっと知る必要があると思えたもの。日本の良さを知ってもらいたい。外国では日本製が質がいいと実感していたなあ。絆創膏などの薬局製品、文具、刃物は特に。2022/03/27
ふじ
18
装丁が桐箱みたい。扉も和紙みたく透けていて、この本自体に品の良いおみやげ感がある。外国人相手に観光通訳しつつお土産を選ぶプロの著者による、日本らしく、品質も良いお土産たち。まだまだ日本の知らない部分があったと気付かされ楽しい読書だった。息子も気になるそうで1人読み。食品とか日用品の意外と人気シリーズが面白い。自分で欲しいのは今治のフェイスマスク、虎屋豆皿(高い…!)、折鶴アクセサリー。風呂敷の普段使いも憧れるなぁ。2021/12/30
RX78
18
定番の扇子から忍者の衣装など外国の方へのおすすめのお土産を紹介しています。最初は底に富士山が見えるグラス…欲しい。どこで売ってるんだろ。私のおすすめは、地元岡山の備前焼。外国の方にも無骨な見た目が人気らしい。ビールを飲んでも、コーヒーを飲んでも味がまろやかになり美味しく感じます。ちなみに外国の方をおもてなしするときの定番は、けん玉と折り鶴。アメージングと喜んでくれます。2020/06/17
ショコラテ
15
外国人旅行者にお薦めの日本のお土産の本ではあるものの、ディスカバリージャパン的な意味合いで、日本人でも欲しくなる素敵アイテム満載。オールカラーだから眺めているだけでも楽しい。ただ残念なのは、巻末のお店紹介が全部東京。現状の日本のシステムでは仕方のないことだとわかってはいるが、関西版とか出してくれないかなぁ。2018/06/15