内容説明
食卓に向かうときの心の豊かさは、ありふれたものを大事にするところから始まります。米のうまさ、海苔の口どけ、豆腐の甘み、塩のまろやかさ、ごま油の風味…。「暮しの手帖」の人気連載が単行本になりました。手間ひまかけてこしらえた食のドキュメンタリー17篇。
目次
山編(縄文の台所;奇跡の駅弁;みんなのタネ;朝市のお漬物;お乳の壁;覚悟の納豆)
海編(海苔の来た道;鰹節のひみつ;塩とはなにか;手づくりの缶詰)
里編(カリスマ食堂の原価率;旬の野菜と出合う;異色スーパーの補助線;ゴマ油の横顔;お豆腐屋さんの戦い;農家のマヨネーズ;食卓でイネを想う)
著者等紹介
瀬戸山玄[セトヤマフカシ]
1953年鹿児島県生まれ。早稲田大学卒業。WORKSHOP写真学校・荒木経惟教室に入塾後、1978年に入社の映像制作会社を経てフリー。2000年からドキュメンタリスト・記録家として文筆、写真、映像を駆使した活動を開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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