目次
引越し
食器棚
サビサビとちまちま
アルミのコーヒーメーカー
小さな小さなコースター
きれいなミシン目
ふたつのカゴ
鉄のアイロンとシューキーパー
蚊帳
すり鉢を継ぐ〔ほか〕
著者等紹介
中川ちえ[ナカガワチエ]
エッセイスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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masa@レビューお休み中
102
ものと付き合っていくうちに、何かを教わったり、使い込むうちに愛着が湧いたり、何かを感じたり…。ものとのつきあいは、人づきあいと同じように大事という著者の言葉が心地よくもあり、見習いたいなと思ってしまうのです。ものが大量に作られ、余剰があるほど溢れてしまっているこの時代に、どれほどの人がこの考えに共感してくれるかはわからないですが…。僕は、ものって人以上に正直で、そして大切にすればするほど、その想いに応えてくれるような気がするんです。だから、中川さんみたいなものづきあいに憧れてしまうのでしょうね。2014/12/26
カニ
21
『出会った場所や人にことを思い出させてくれたり、手にすることで表情を変えていく道具や器、雑多なもの。なくても毎日はなんとなく過ぎていくけれども、そこにあることで自分の暮らしを心豊かに積み重ねることができるもの』日常使うものから旅先などで買って来た雑貨まで、温かな思いの詰まった本です♪身の回りのモノを見直したくなりました☆2017/07/09
ミス レイン
8
とてもまじめな方なのだと思う。テーマについて一生懸命言葉を尽くしておられるのは伝わってくるものの、いかんせんおもしろさが感じられなかった。他の著作もそうなので相性の問題か。けれど、この方の撮る写真は好きで、時々はっとするようなものが混じっている。文章の内容に合わせて写真を編集してくれたらもっといいのに。語られてる物が見たいなと思うと次の章になってから、次の次の章で語られる物の写真とまとめてばらばらっと挿入されてたりする。いいのか悪いのかよく分からない印象のまま読了。2015/04/22
おっちゃん
4
良い!表現が何より好き!!ふんわり温かみがあって、柔らかい感じ…深い味わいのあるモノに出会いたくなりました。自分が好きなこだわりも欲しくなってきてワクワクしました。2013/05/01
砂糖
3
人付き合いと同じように、丁寧にものと付き合うものづきあいのエッセイ。それは旅先で買ったシューキーパーだったり、お気に入りの工房の鞄だったり。ものの向こうには人が見える。本当に好きなものだけに囲まれて暮らすのは難しいけど。2013/07/01
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- 和書
- 明治維新と現代 岩波新書