イラクサの小道の向こう―英国、花とくらす小さな村

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  • サイズ A5判/ページ数 156p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784877586461
  • NDC分類 293.33
  • Cコード C0095

内容説明

イギリス郊外コツウオルズ地方の小さな村、ブロックリー。そこには、美しく豊かな自然とみずみずしい生命、そして生きるうえでの大切なヒントがありました。フローリスト・並木容子さんが旅を通して出会い、見つけた、ひとつの答え―。

目次

1章 レースフラワーの小道(ネコのかくれんぼ;小鳥のおしゃべり ほか)
2章 ウエンディと秘密の庭(本当の庭は;記念樹 ほか)
3章 イラクサと蜂蜜(かりかりの蜂蜜、とろっとした蜂蜜;飛んで、飛んで、飛んで… ほか)
4章 クラウンパブと鐘の音(パブ「クラウン」;鐘の音 ほか)
5章 村のローカルヒーローたち(ローカルヒーロー;リンゴ色のほっぺ ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

野のこ

19
いまにも歌いだしそうなレースフラワーの小道、クレマチスのトンネル、朝のあいさつをかわす村人たち、アヒルのいる大きな池、小鳥のおしゃべり、りんごの花のジャムで作ったクリームブリュレにイラクサのほろ苦いスープ、「イラクサの棘に気をつけて」というセリフまで!どこもかしこもうっとりでした。花の仕事をされている著者の感性が素敵です。ブロッコリーの村の「ミル・デーン」は私のなかで一度は訪れたい場所ナンバー3になりました。でもパスポートが切れちゃってる!2017/04/12

ジュースの素

1
東京でフラワーアレンジメントの仕事をしている著者の コッツウォルズでの体験記だ。 前編が夢のようなホワッとした雰囲気に包まれている。 確かにイギリスは景色がいいし、伝統的に自然を大事にする国民性で 皆が自然に関わる仕事に大きな誇りを持つ。それが随所に現れていて 特にミツバチを飼う話、いいなぁと共感しながら読んだ。お金よりも大事な生き方をあちこちで教えられる。旅が終わっても現実に負けないで過ごしたい。2014/10/18

kei

0
☆☆☆☆2012/11/04

tm.

0
作者がイギリスのブロックリーの村を訪れたこと。幸せの感じ方や、気づきなどに共感した。憧れ、愛おしさ、懐かしさ、、、私にもそんな街があることが嬉しい。どんどん過去のものになって、そこには色々な要素が入り込んでくるから、その時に感じた見た聞いたことはどこに行ってしまうのか、、、寂しいような、でももう元に戻らなくても良いし、、、言葉にならない感情が渦巻きました。2019/11/19

ジュースの素

0
花の仕事をしている作者が仕事をやりくりしてイギリスに何度も旅する。今回はコッツウォルズ近くの田舎のB &B に泊まり、周りの美しさや人々の優しさに触れ、素晴らしさに感動する様を描いている。写真も何枚かあるが、本当に美しい。私自身も昔、ロンドン郊外の美しさに驚いたがなぜ日本とこれほど違うのだろう。2021/04/22

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