内容説明
理解を超えた生命力の発動=「牛」と、青年はどのように出会い、乗りこなし、そしてなぜ「牛」は消えていくのか?東西精神世界の第一人者が読み説く、人生のあらゆる段階の、意味。
目次
第1章 老いて何をするべきか(空虚を生きている人々;生きるための俯瞰図 ほか)
第2章 十牛図を見る(第一図、尋牛;第二図、見跡 ほか)
第3章 世界的、歴史的に普遍な「生」というもの(十牛図の構造の普遍性;「自己発見」で終わりではない ほか)
第4章 十牛図のプロセスを精読する(第一図:何を探しているのかさえ分からない;第二図:方向性が現れる ほか)
第5章 老年は精神の生命の爆発する時代(人生の秋以降の新しい目標;「冬」にこそ活発になる精神活動 ほか)
著者等紹介
松村潔[マツムラキヨシ]
1953年生まれ。二十代の初めの頃から、西洋神秘学、精神世界関係、タロットカードや占星術、絵の分析などいくつかのテーマで講座・研究会などをはじめる。こんにち一般化しているエニアグラムではない、古い時代から続く体系としてのエニアグラムや、カバラの生命の樹などを、絵の分析のためのマトリクス手法と結合して、ライフシンボルという名前で、お絵かき会も頻繁に開催している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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