内容説明
名古屋オリンピック招致失敗、名古屋ボストン美術館、気候変動名古屋国際会議、根回し、藤前干潟埋め立て断念、ガチンコ議会、本丸御殿、天下り…。99のエピソードで役所と公務員の実像がわかる!
目次
1 事務屋さん(採用;土木事務所 ほか)
2 市長のつもり(土地と道路;私道の問題 ほか)
3 働く楽しみ(プロジェクト室;名古屋ボストン美術館 ほか)
4 風塵を行く(天使;行政改革 ほか)
5 もっと知りたい(天下り;民間と役人 ほか)
著者等紹介
長谷川博樹[ハセガワヒロキ]
1949年生まれ。名古屋大学経済学部経済学科卒業。名古屋市役所勤務(2010年3月まで)。現在、愛知県尾張旭市監査委員。公益財団法人名古屋市みどりの協会評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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みさと
4
1970年代から2010年まで名古屋市市役所に奉職した著者が、自らの半生と名古屋市の移り変わりを語る。自治体の日々の業務の裏話はもちろん、幻に終わった名古屋五輪誘致活動、大成功だったデザイン博、痛恨の「のぞみ」名古屋飛ばし、京都議定書の直前に行われた名古屋での世界自治体サミット、ノーマイカーデー、名古屋城本丸再建など、最後は河村市長のエピソードで締め。そうそうそんなことがあった!という話題が次々と。そうか、あの出来事の後ろで準備に当たっていた人だったのか、という感慨が。地元の話題がやっぱりいいですね!2021/10/11
ふっきー
1
職場の同僚から紹介されて。 知らなかった名古屋市の歴史とともに、公務員ってこういう仕事してるのか、議員ってこんな感じの人たちなのか、ということをなんとなく知れた。 広く浅い内容。公務員を目指す人、これから公務員になる人におすすめ。2021/11/18
DRYM_8
0
元市役所職員による公務員人生振り返りのエッセー2022/05/11