内容説明
いのちの誕生から最初の3年間に注目。
目次
第1部 「生命への援助」としての教育(誕生までの日々;誕生‐分離と愛着;生後6~8週までは母子共生期 ほか)
第2部 おとなが子どもに対してすることすべてが「教育」(母親が子どもの世話をすることの意味;子どもとの交わり;脳の潜在力と吸収する心 ほか)
第3部 統合された人格の発達に向けて(調和ある動きの発達;ことばの発達;最初の3年間に見られる発達の危機 ほか)
著者等紹介
モンタナーロ,シルバーナ・Q.[モンタナーロ,シルバーナQ.][Montanaro,Silvana Quattrocchi]
イタリアの精神科医。1955年に、アデレコスタニォッキ女史の要請により、ローマの乳児アシスタントコースにおいて、児童精神医学、衛生学、栄養学を担当する。イタリアにおけるリラクゼーションと意識状態に関する医学研究所の創設メンバーのひとりで、R.A.T.(リラックスするための呼吸法)の専門家。1968年より、子どもの心身の発達に関する理解を深めるために、出産を控えた両親に対する準備クラスを開催するとともに、ローマのクリストレ病院において、出産における心身医学と精神予防医学、新生児学、婦人科学を教えている。また、人格形成における初めの3年間の重要性を伝えるために、ヨーロッパ、アメリカ、メキシコ、日本において、両親や教師に向けてのワークショップを精力的に行うと同時に、A.M.I.(国際モンテッソーリ協会)公認の乳幼児アシスタントコースを、ローマ、ロンドン、デンバー、メキシコ、日本などで開催している
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