内容説明
熊日夕刊の人気連載が本になった!湯島は人にも猫にも「寛容」でした。
目次
7月編(人に寄り添い人を招く;柔和な表情、観光客迎える ほか)
8月編(お魚くわえて“ドヤ顔”;2匹の“アイドル” ほか)
9月編(お盆、帰省客でにぎやか;初盆の墓照らす提灯 ほか)
10月編(道の真ん中、伸び伸び;夕焼けに誘われて ほか)
11月編(幸運招く「オッドアイ」;“猫博士”がやって来た ほか)
12月編(ハートの木とカスミソウ;“ライバル”に笑顔咲く ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
旅するランナー
50
熊本日日新聞夕刊に9ヶ月間掲載されたネコ写真。熊本県上天草市の離島・湯島に暮らす島民と島猫たちの日常の「撮っておき」が見られます。おじいさんの朝散歩に、ネコたちがぞろぞろ付いて行く姿が感動的です。湯島の醸し出す寛容さと、人猫共生する緩い距離感が素敵です。2018/12/24
宇宙猫
18
★★★★ 離島”湯島”の猫たち。「ねことじいちゃん」の世界がある。2018/12/22
山猫
12
番外編の方が猫のアクティブな姿が見られます。「島」や「島民」のありのままであって、「島の猫」のありのままではないので、猫目当てで読むとちょっとイラッとくるかもしれません。動物写真のプロではなく、報道カメラマンが撮っているせいもあるかもしれません。 あと「ハチワレ」は「頭の鉢」が割れてるから「鉢割れ」です。決して「八の字に割れてるように見えるから八割れ」ではありません。「てにをは」がおかしい部分も見受けられます。新聞社がそんな恐るべき間違いやらかさないで欲しいものです。2018/11/11
timeturner
8
過疎の島に猫で観光客を呼び込むという算盤勘定なら、せめてお世話になる猫の福利厚生はきっちりしたらどうなのかと思った。不妊手術もせず、観光客や村人が好き放題に餌をやるから年に一度のはずの仔猫が何度もも生まれ、それが「風邪などの病気、カラスやトンビにさらわれる、雄猫にかみ殺され」「1歳まで生き残るのは2割ほど」という現状を「残酷なようですが、これが野生動物としての自然の営み」だと言い切る自称”猫博士”を持ち上げる新聞社の見識のなさに呆れる。猫は野生動物ではない!2018/11/21
雨巫女。@新潮部
8
《妹-蔵書》妹が、熊日の夕刊で、いつも楽しみに読んでいた猫たちの写真集が出版されたので、誕生日プレゼントにしました。 湯島の猫たちやはり、可愛い。いつの間に、湯島に、猫増えたんだろう。2018/09/18