感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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発達障害者のためのオリンピックがある。本書は、その日本支部設立に奔走した女性の自伝である。発達障害の人たちは、健常者から助けられるためではなく、人に優しさを教えるために生まれてくるという。それぞれの出せる限界に対してどれほど頑張ることができたかで金銀銅も決まる。熊本支部から日本支部に成長させるまでの組織作りはおもしろかった。組織を作るのはすごいことだ。周りの人に助けられながら、サッカーやバレーのコーチや場所を提供してもらい、メダルを作ってくれる人たちがいる。有田哲平とその母も登場した。2020/04/12