内容説明
季節、種類ごとに高尾山で出会える植物を紹介。花の和名、通称、開花時期、見つかる場所や名前の由来などを記載。巻末に五十音順さくいん、種類別索引が付く。
目次
春の花
スミレ
夏の花
秋の花
ラン
樹木の花
著者等紹介
黒木昭三[クロキショウゾウ]
1939年宮崎県都城市生まれ。1963年より、東京都八王子市に暮らす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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roatsu
16
シンプルで、かつわかりやすく高尾山に息づく花々をまとめている。3月末から少しご無沙汰してるけどニリンソウやスミレを始め、随分春の花が咲いたことだろうと山に繰り出したくなった。手帖の頁に写真を貼ってメモをしたような手作り感のある構成で、何より写真が上手。その植物の特徴をうまい具合に捉えていて、きっと実物を見た時に「これは○○」と判別しやすいと思う。地元の人らしい著者の愛を感じる一冊。景信山の景信茶屋でも本書の広告を見た気がするな。八王子城関係もそうだけど地域の出版社からは地味でも楽しい本が結構出ている。2017/04/08
Teo
0
正直、高尾山を見くびっていたがここ二年程で高尾山の花の魅力に気がついた。一方で高等植物の同定に関しては素人の私は、以前買った高尾山の植物の本がいきなり花の色とかで分けているので、いやそのもう一歩前にどの季節に見られるかから絞って欲しいと言う事でこの本を買った。2024/04/11