内容説明
泣いていい、怒っていい、叫んでいい―虐待・いじめ・暴力の「根」には封じられた感情がある。
目次
第1章 虐待―その「暴力」の根(親の代わりに怒りも悲しみも封印する―子どものまわりを歩きつづけて、いま、思うこと;おとながまず「暴力」を憎む―子どもへの、あるいは子ども同士の「暴力」を防ぐため;暗闇では眠れない―暴力で「親」を見失い、自信を砕かれた体験を通して)
第2章 子どもと親を追いつめたもの―「事件」の根(こわい「お友だちプレッシャー」;社会教育は、いまこそ大事―なかよしのふりをする人たちの時代に;子どもが安心できる家族とは?―正直な感情を出せる、トラブルを恐れない家族 ほか)
第3章 現行「教育基本法」を守ろう!(ゴロンゴロンする子どもは不快?―親の不安をからめとる「奉仕活動」;家庭の教育力とは何を意味するのか;新たな抑圧としての教育基本法「見直し」―子ども不在の見直し論 ほか)
著者等紹介
青木悦[アオキエツ]
1946年高知県生まれ。「朝日中学生ウィークリー」「婦人民主新聞」記者を経て、現在フリー。東京都文京区在住
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