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内容説明
二〇二〇年から二〇二一年にかけて行われた、『カトリック教会のカテキズム』に沿った、祈りについての連続講話。旧約の父祖の祈り、御父との対話であるイエスの祈り、従順にすべてを受け入れる聖母マリアの祈りなどから学ぶとともに、教会の伝統的な祈りの形式の真価を説く。
目次
祈りの神秘
キリスト者の祈り
創造の神秘
正しい人々の祈り
アブラハムの祈り
ヤコブの祈り
モーゼの祈り
ダビデの祈り
エリヤの祈り
詩編の祈り〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
36
カトリックのカテキズムに沿った祈りの講話の本でした。祈りの数々からは学ぶことも多く、教会の伝統的祈りに触れられた気がします。2024/03/25
singoito2
9
教皇フランシスコの素晴らしいところは「わたしたちは皆、幸福の運搬人です」P29というファンタジーを素敵に語る一方で、祈りが聞かれなかった、かなえられなかったという「そんな経験は山ほどあります」P218という信仰の危機についても、臆するところなく語ってくれるところだと思います。ファンタジーを語ることよりも危機を語ること方が難しいけれど、信仰生活においてより必要なのは後者なのです。この人の他の本もポチってしまいました。2024/03/23