感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
66
キリスト者として福音を聞いてきたことを改めて感じることができました。福音を受け取ることができるのは大きなる喜びであることを丁寧に語っていらっしゃいます。一度聞いたことにより、門戸が開かれ、常に福音を聞くことができるのは大いなる喜びです。愛を伴わない信仰はなく、信仰を伴わない愛はない。そこにこそ福音宣教の大きな意味があり、福音を聞く私たちにとって響くものがあるのだと思いました。今後も福音の喜びを身に染み込ませながら信仰生活を歩みたいものです。2016/12/20
amanon
9
福音宣教…キリスト者として当然果たすべき重要な役目であるのにも関わらず、恐らく多くの信者が疎かにしているもの。とりわけ、未だキリスト教が浸透していないこの日本において、キリスト者として証しすることがいかに困難か?ということを本書を読んで改めて思い知らされた次第。本書で幾度となく繰り返される物質主義への警鐘にも関わらず、それに飲み込まれてしまっている我々は、それでも霊的な物の存在を信じ、それを見極め、それを人々に伝えていかねばならない。恐らくそれは英雄的な行為ではなく、小さな行為の積み重ねによるのだろう。2018/01/05