内容説明
「警察内部告発者」の原田宏二さんに続き、道警裏金づくりの動かぬ証拠を公表。シラを切る芦刈北海道警を追いつめた著者は、かつて、警察学校の教壇にも立った。今、35年にわたる泣き笑いの警察官人生を赤裸々に語る。「警察はこれでよいのか」を世に問う渾身の一冊。
目次
第1章 私の警察官時代(“ハードル”を乗り越えて―警察官採用・研修期;いよいよ第一線の現場へ―巡査時代(一九六七年~七三年) ほか)
第2章 告発までのためらいとその後の展開(沈黙か、バックアップか;地元新聞社へのメール ほか)
第3章 道警の裏金づくりマニュアルの全貌(不正のノウハウをマスター―道警本部防犯部防犯課庶務係長時代;毒を喰らわば皿までも―道警旭川方面本部地域課次席時代 ほか)
第4章 市民活動の拡大と警察改革への取組み(警察のストーカーに辟易;“平成の巌窟王”との出会い ほか)
資料 警察改革に関する政策の照会
著者等紹介
斉藤邦雄[サイトウクニオ]
1947(昭和22)年、函館生まれ。北海道函館北高等学校を卒業と同時に、1966(昭和41)年4月道警巡査を拝命。1967(昭和42)年4月札幌東警察署を振り出しに、北見警察署、北見方面本部防犯課、札幌南警察署、函館方面本部防犯課、道警察学校初任教養部、道警本部防犯課、釧路警察署、札幌西警察署、道警本部防犯部生活経済課、道警察学校幹部教養部を歴任し、主に防犯(現:生活安全)畑を歩む。旭川方面本部地域課次席を経て、2001(平成13)年3月道警弟子屈警察署次長を最後に五三歳で退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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